Amazon薬局が日本にくることで薬剤師個々の時代になる!!
Amazon薬局が日本に来ることで薬剤師個々の時代になる?!
目次
1.アメリカ国内のAmazon薬局の捉え方
2.日本の薬剤師ニーズ
3.日本の薬剤師が目覚める時
1.アメリカ国内のAmazon薬局の捉え方
Amazon薬局が日本に来ることで薬剤師個々の時代になる?!
目次
1.アメリカ国内のAmazon薬局の捉え方
2.日本の薬剤師ニーズ
3.日本の薬剤師が目覚める時
1.アメリカ国内のAmazon薬局の捉え方
参考)ホーマイヤーKC、ガットウッドJ、バウチャーB.アマゾン薬局:気晴らしか混乱か?Jマナグケアです。2021年8月1日;27(8):e251-e253. doi: 10.37765/ajmc.2021.88719。PMID: 34460178。
参考論文では
・実店舗の薬局に懐疑的な打撃ではない。
・ブランドの忠誠心とAmazonプラットフォームの李厳製により、従来のネット販売薬局には深刻な脅威!
・現状の薬局の顧客体験への挑戦
と、実店舗への打撃は少ないという事が書かれている。
しかし、その理由はなぜでしょうか?
アマゾン薬局が、実店舗に影響しない理由
製品の価値を車に例えると
1)機能的価値
移動に便利な手段
2)社会的価値
ハイブリッド車や電気自動車
3)情緒的価値
キャデラック、ベンツ、レンジローバー等
今回のAmazon薬局は、機能的価値
顧客が薬の購入事を目的としている。
ネット販売を行っている薬局は、Amazon薬局が来ることにより深厚な状況が待っている。
しかし、実店舗の薬局は影響が少ないと感じている。
それは、実店舗の薬局が2)の社会的価値を売りにしているため。
コミュニティ薬剤師は、最もアクセスのしやすい医療専門家として宣伝されている。
信頼できる情報元としてコミュニティ薬剤師を顧客は理解している。
論文が出された国は、「アメリカ」であること。
アメリカの薬剤師は、顧客に対し社会的価値、情緒的価値を提供している。
一方、日本の薬剤師はどうだろうか?
2.日本の薬剤師ニーズ
参考)千葉県 薬局ニーズに関するアンケート
社会的価値、情緒的価値がほとんど見られない。
この結果からみると、Amazon薬局が日本に来る意味
機能的価値を提供している「薬剤師」が淘汰されると考えている。
薬局編成が起こる可能性もある。
しかし、コミュニティ薬剤師として価値ある情報を顧客に提供できるかどうか?!
薬剤師としての価値は情報を中立的・客観的に情報を編集する力が求められる時代が来る。
3.日本の薬剤師が目覚める時
問いに対しどのような感じるだろう?!
「なぜ薬剤師になりましたか?」
なぜ薬剤師という仕事をしているのか?
薬を渡すため?薬を作るため?
私は、顧客に対し「あの薬剤師に聞いてみたい!」と思い浮かぶ身近な医療人でありたい。
そう思っている。
副作用でも薬剤師の見解と医師の見解は違うはず。薬剤師の考え方に期待を抱いてもらえるよう日々努力をしている。
それは、「あの薬剤師に聞いてみたい」あのとは、個人の時代であり、薬剤師が全員同じ答えならばAmazon薬局でむしろ良い。
今後Amazon薬局も進化していき顧客体験をより一層満足なモノにするであろう。
であるならば、日本の薬剤師は、Amazon薬局が目指す機能的価値に負けない「社会的価値」「情緒的価値」に注力する時が来たのでは?!
お互いに切磋琢磨し、顧客への価値提供を行うために薬剤師の「学び」が時代を乗り切るためには必要!!
私は、共に、学び合い、満足な顧客体験の積み重ねが、コミュニティ薬剤師への小さな一歩だと考える。
志を共にしている仲間と学び会える日を楽しみしています。