魂玉薬剤師

日々勉強の記録を記載していきたいと思います。予備校時代に魂のラジオを聞いて勉強していたというところから「魂」とってます。

服薬指導の可能性は、ナラティブ

ナラティブ??

→よく物語などと入れることが多いと思う。

この物語と服薬指導の関わり方。

 

物語は、結び付けである。ある出来事とある出来事の。

 

なぜ、病気になってしまったのか?病気になった意味とは?

考える患者もいる。

そんな時、物語は、出来事に意味をもたらすと村上春樹

 

どう人生を描いていくのか?描こうと思っても絵具が壊れて描けない。

修理はどの位かかるのか?薬という色鉛筆で描けるのか?

または、違う色鉛筆が良いのか?

 

教科書には、治療の正解にような物語書かれていることがあるが、患者が語るストーリーは、

違っている場合もある。

満足いく絵の色というのは、人それぞれ

患者のストーリーがある。

 

薬剤師は、患者が語るストーリーに耳を傾けなければならない。「こういうことですね」と確認を取りながら。

教科書の回答では、パターナリズムになる。患者が最後まで話が終わり薬剤師の見解を述べる。

 

そうしながら、共同作業のストーリーを共有し患者一人一人の幸せを目指せる薬剤師になれる。

それは、患者の可能性だけでなく、薬剤師の専門性の可能性にもつながる。

 

ナラティブな服薬指導の為にストーリーを共有する活動が不可欠である。

医療は7割という考えもこの考え方から来ているのだろう。