魂玉薬剤師

日々勉強の記録を記載していきたいと思います。予備校時代に魂のラジオを聞いて勉強していたというところから「魂」とってます。

2019-01-01から1年間の記事一覧

適度な運動って?

みなそれぞれ運動が体に良い事は周知しているだろう。しかし、運動による対象疾患が認知症、骨粗鬆症、うつ病などオールマイティすぎているではないか? 運動はオールマイティ 運動が好影響を及ぼすデータは多い。そもそも、運動不足によるは、世界では4位だ…

空咳

あるスタッフに薬の説明っていうものはもらいたいものなの? →いや、いらない。自分で調べます。 もう、情報というものがあふれていてある程度精査出来れば、もう薬の説明は、いらない。というものだった。 では、誰も知らない情報や、早い情報をと勉強して…

マインドワンダリング

マインドワンダリングとは、日本語の「心ここにあらず」と同じ状態です。 さて、この心ここにあらず状態が1日にどのくらいあるでしょうか? 授業中に思いにふけ外を見てぼーっとしてしまった時など。 このような時間が1日の50%あると言われているようです。…

デフォルトモードネットワーク

安静状態の脳は、活動時の脳の20倍のエネルギー消費を行なっている。 この中心がデフォルトモードネットワーク(DMN)と言われるネットワークシステム。 自動車でもすぐに出発できるようにと準備している能登同じような物のよう。 このDMNが無意識以外の時、…

ドネペジル患者に尿失禁

アリセプト服用患者では、尿失禁薬処方の確率が1.55上がる。 アリセプトは、コリン作動性であり、縮瞳、発汗、低血圧等以外に尿失禁も考えられる。しかし、認知症だから仕方ないと坑コリン系薬では、認知機能が低下するリスクもある。 今一度処方の見直しや…

免疫入門

免疫について「免疫入門」という本を参考にこれから記事を少しづつ書いていきます。 病原体の侵入を阻むバリア 体のバリア機能がしっかりしていれば、病原体は侵入できない。 バリアの一部にほころびが生じた時に侵入を許す。 最初に立ちはだかる食細胞 病原…

免疫入門

細菌やウイルスなどの攻撃から守る仕組み。 免疫の常識が変わったのは、20世紀から21世紀にかけて。病原体から得られる獲得免疫という概念が生まれる。それまでにあったのは、下等なシステム(自然免疫)と高等システム(獲得免疫)。 最近の研究では、糖尿…

副作用マネジメント (糖代謝異常)

まず、糖代謝について知る。 糖代謝:血糖値の維持に使う。 血糖値を上げるホルモン。 インスリン拮抗ホルモン(アドレナリン、甲状腺刺激ホルモン、カテコールアミン、成長ホルモングルカゴンなど) 血糖値を下げるホルモン(インスリン) 血糖値を下げるホ…

NEAT(Non Exercise Activity Thermogenesis)「運動によらない日常生活活動量」 1日消費カロリー安静代謝量=ほとんど身体活動=2〜4割 ※幅があるのは、運動習慣の有無、neatの多少食事によるエネルギー消費=1割運動は、①ウォーキング、スポーツなどの意識的…

減量には朝食は必須ではない?

減量には朝食が必須」は嘘? 一般的に朝食を取ることは体重管理で重要だと考えられているが、日常的な朝食の摂取が減量を促すことを支持するエビデンスはない、とのメタ解析結果が明らかになった。解析からは、1日当たりのエネルギー摂取量は朝食抜きの人よ…