夜間頻尿と睡眠薬
睡眠中は、体を休めるために膀胱の容量を増やすようにできている。
しかし、それがうまくいかず、夜間頻尿による問題が睡眠障害につながる場合も多くある。
日本排尿機能学会・日本泌尿器科学会のガイドラインによると夜間頻尿に対する睡眠薬投与は、推奨Bとなっている。
では、どんな薬が良いのか悪いのか?
睡眠薬には睡眠に効くだけでなく筋肉弛緩作用が強いものがある。中でも一番転倒率が高いものは、ハルシオン!!
年齢によりハルシオンは、最高量も変わる薬のためより注意が必要!
では何が良いのか?!
ガイドラインでは、エスゾピクロン、ラメルテオン、スボレキサントが上がっている。
エスゾピクロンについて)
論文には、有意差はないものの夜間頻尿、不眠スコアの改善報告がある。
しかし、ゾルピデムからの切り替えなどでは半減期が倍以上あるため翌朝の持ち越しに注意!
ラメルテオン)
メラトニン受容体作動薬でメラトニンは、膀胱容量の増加や抗利尿ホルモンの夜間分泌の亢進も担う!
参考)日経DI
個人的には、ラメルテオンがおすすめかな??
習慣性の問題を考えるとこれを推したい気持ちになる!
本ではエスゾピクロンだったけど笑