魂玉薬剤師

日々勉強の記録を記載していきたいと思います。予備校時代に魂のラジオを聞いて勉強していたというところから「魂」とってます。

コレステロール(スタチン)の薬は3か月で効かなくなる?!

コレステロール薬でよく使われるスタチン系は、飲み始めるて3ヶ月ほどになると効果が弱くなるもしくはコレステロール値が高くなる場合がある!

それはなぜか??

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参考)あっと驚く薬理学

コレステロールは、約80%は、肝臓で作られる。

そしてスタチン系は、この肝臓での生産をブロックする働きがある!

このコレステロールは、細胞膜、性ホルモン、胆汁酸などの原料として必要としている。

1日1000から1500mgが必要になる。

と言うことは体は、血中にあるコレステロールを取り込み、コレステロール値が下がるということになる。

しかし、人間の本質として3か月くらいから維持の方向に働く。

つまりは、血中のコレステロールを取り込もうとするにも一定になれば、それ以上取り込もうとしない(受容体のダウンレギュレーションが起こる)

 

人間を理解し、薬を見ると薬が効かないのも見えてくる!

そう!薬が、効かないのではなく人間の体を理解し、相談にのれる薬局へ!

そして、コレステロールいわゆるLDLが問題ではなく、酸化型LDLが問題だと言う話などを。この話は、またどこかで!

 

ここではなぜコレステロール薬(スタチン系)が3か月くらいから効かなくなるのか?!

ということでした^ ^